鶏がらスープの作り方/レシピ

鶏湯
鶏湯 : 鶏スープ
鶏ガラのみで作る手軽な中華スープを使いきりサイズで紹介


当ブログの中華スープは通常毛湯(マオタン)という鶏ガラと豚ガラから取ったスープを基本として紹介しているが、別に材料をきっちり揃えなくても鶏ガラだけでも十分美味いスープが取れるので、今回はこれを紹介しようと思う。

このサイトで紹介している料理の他に、鍋料理に使うスープとしても非常に利用価値が高いので、もし鶏ガラを簡単に入手できるのであれば覚えておいて損はないぞ。

また今回は家庭にある鍋のサイズや一度に使う量を考慮して、出来上がり800ccでレシピを構成した。
もちろん一度に大量に仕込んで残りを冷凍ストックするという方法も有りだ。

それでは詳しい作り方を続きで紹介するぞ。

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下処理の分量変更及び今後の記事修正について

海老
下処理における分量変更について

ちょっと海老の下処理の分量を一部変更しようと思う。
主に片栗粉の量を増量するだけだが、理由はそうした方が素材が料理人の腕に左右されにくいからである。
つまり、少々加熱しすぎてしまっても硬くなりにくいわけだ。
ソースの絡みも良くなるな。

ただ、油通しの際にくっつきやすくなってしまうので、鍋を汚してしまう可能性が高くなる他、表面に張る被膜が少し厚くなってしまう。
これについては「この方が良い」とする人もいれば「無い方が良い」とする人もいる。結局のところはその人の好みであろう。

今までの分量でも問題ないが、誰が作ってもちゃんとプリプリに仕上がるように、今回は修正することにしたのだ。
素材の状態がちゃんと見極められるのであれば、従来の分量でも良い、と言う事である。


記事の修正について

レシピの見直しは常に行っている。その時の気分で「あやっぱりこっちのやり方で」と言う感じで変えてみたり、人に言われて見直したり、まあいろいろである。

これについては今まではテキトーにやっていたが、中にはわざわざ印刷をしていただいたり、繰り返し作ってくれている人もいるようなので、混乱を避けるため、変更したら変更した日時を明記することにした。



当ブログでは何年か前より、ただ漫然と料理を公開するのではなく「本格中華をより入手しやすい材料でかつ初心者にも分かり易く」というコンセプトを掲げ、私自身色々学びながら模索の上、レシピのマイナーチェンジを繰り返してきた。
そしてそれはこれからも継続するつもりである。

今回はレシピの中でも特に使用頻度の高い海老であったため、改めてお知らせをした次第である。

以上
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焼きそばの仕込み記事訂正



焼きそばの仕込みhttp://reihow.blog12.fc2.com/blog-entry-244.htmlに付いて以下の通り訂正を行ったのでお知らせ。

麺を平らに並べ → ドーナツ状に並べる。 より蒸気を対流させる事により早く均一に蒸し上げる。

あとは概ね一緒

清湯の作り方/レシピ

清湯
清湯 : 澄ましスープ
毛湯にかける魔法は“掃湯!”


真央たん
使用前    
陳たん
使用後
清湯(チンタン)は中華の澄ましスープだ。製法は様々だが今回は毛湯(マオタン)をベースに作る少し高級な物を紹介しよう。

今回の作り方はさほど難しいものではなく(コストは張るが)毛湯に水で延ばしたすり身肉を加えて煮出すだけで作れる。そうすると少し濁りを持った毛湯(右写真上)が下のように透き通った金色のスープに変わるのだ。
これは掃湯(サオタン)と言う技法で、スープを綺麗にしながら更なる旨みを加える中華の技である。

では何故こうなるのか、簡単に説明しておこう。
肉は熱を加えられると固まるのはご存知だろう、それを逆手に取るワケだ。
かき混ぜながら加熱すると、肉は毛湯の中を浮遊している微粒のカスを吸着させながら凝固していく。だから透き通る。肉が細かければ細かいほどこの効果は大きくなる。すり身なのはそのためだな。
そしてそのまま静かに煮詰めることにより毛湯に肉の旨みを加え、凝縮させる。
結果綺麗になるは旨くなるはでもうウハウハ、とまあこういう寸法である。

では詳しい作り方は続きで説明するぞ。

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毛湯の作り方/レシピ

毛湯
毛湯 : ガラスープ
手軽とは言えないが、覚えれば料理のグレードアップ間違いなし!


毛湯(マオタン)とはガラから取る四川のだしの事で、あらゆる料理に利用される最も基本的なスープの一つである。
(湯(タン)とは中国語でスープの事。)

今回は豚と鶏のガラからとるより本格的な毛湯を紹介しようと思う。
(本来の毛湯は、鶏がらに豚ガラや豚骨を合わせてとることが多く、鶏だけで取るスープよりも深みが出てよりコクが増す(その代わり濁りやすく脂っぽくなりやすいが)。)
後今回作る量を少し多めに設定してみた。煮出す時間も長くなるが、スープとしてはその方が美味しいものが出来る。

面倒な場合はこちらに鶏がらだけで取るガラスープを紹介しているので、少し手間を省きたい場合はこれを利用すると良い。

今回の毛湯の作り方は続きでな。

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